おしらせ&スタッフブログ
NEWS&BLOG

「チラシを配れば効果はあると聞くけど、実際に何枚まけばいいの?」
多くの店舗オーナー様や事業者様からいただく質問です。数千枚で十分なのか、1万枚必要なのか、
それとも数万枚まかなければ効果が出ないのか…。
実は、チラシの集客効果を考えるときには「部数」だけでなく「反響率」という考え方が欠かせません。
この記事では、チラシ配布の目安となる部数の考え方と、成果を上げるためのポイントをわかりやすく解説します。
1.チラシの反響率とは?
反響率とは「配布したチラシのうち、実際に反応があった割合」を示す数値です。
例えば1万枚まいて50人がお店に来店したなら、反響率は0.5%です。
一般的にポスティングの反響率は 0.03%~0.1% が目安とされています。
- 1万枚配布 → 3~10件程度の反響
- 5万枚配布 → 15~50件程度の反響
もちろん、業種・商材・チラシ内容によって数字は大きく変わります。
飲食店や美容院など「生活に密着したサービス」は比較的反応率が高く、
不動産や高額商品は低くなりやすい傾向があります。
2.必要枚数は“目標から逆算”する
「何枚まけばいいのか?」を考えるとき、正解は一つではありません。
重要なのは目標から逆算することです。
例:新規来店10件を目標とする場合
想定反響率:0.05%
必要反響数:10件
必要配布枚数:10件 ÷ 0.0005 = 20,000枚
このように、まず「何件の反響が欲しいか」を決め、それに対して必要な枚数を割り出すと無駄がありません。

3.必要配布枚数シミュレーション表
目標反響数ごとに、反響率の違いで必要となる配布枚数を整理したものがこちらです。
目標反響数(件) | 反響率 0.03% | 反響率 0.05% | 反響率 0.1% |
---|---|---|---|
5件 | 16,667枚 | 10,000枚 | 5,000枚 |
10件 | 33,333枚 | 20,000枚 | 10,000枚 |
20件 | 66,667枚 | 40,000枚 | 20,000枚 |
この表からわかるように、
同じ「10件の反響」を得る場合でも、反響率が0.03%なら33,333枚が必要ですが、
0.1%に高めることができれば10,000枚で済みます。
つまり、「反響率を上げる工夫」ができれば必要部数を大きく減らせるのです。
4.配布枚数だけでは決まらない成果のポイント
「とにかく大量に配ればいい」というわけではありません。
配布枚数に加えて、以下の要素も成果を大きく左右します。
① ターゲットエリアの選定
誰に届けたいのかを明確にし、その人が多く住むエリアを選びましょう。
例えば学習塾なら「子育て世帯が多い住宅地」
高齢者向けサービスなら「シニア層が多い団地や集合住宅」が有効です。
② チラシのデザイン・内容
キャッチコピー:読む気を引く言葉か?
写真・ビジュアル:サービスや商品がイメージできるか?
特典や期限:行動を促す仕掛けがあるか?
いくら部数を配っても、内容が弱ければ反響は得られません。
③ 配布のタイミング
季節や生活イベントに合わせて配布することで効果が高まります。
春:新生活・習い事・引っ越し需要
夏:イベント・レジャー・冷暖房関連
年末:大掃除・おせち・クリスマス・正月準備
5.成功事例・シミュレーション
実際のシミュレーション例を見てみましょう。
飲食店A:5,000枚配布 → 20件来店(反響率0.4%)
美容院B:10,000枚配布 → 15件予約(反響率0.15%)
学習塾C:15,000枚配布 → 12件問い合わせ(反響率0.08%)
同じ配布でも業種や内容によって結果は大きく異なります。
ここからわかるのは、「テスト配布」で反応を見て、次に改善していくことが成功の近道だということです。

6.まとめ
「チラシは何枚まけばいい?」という問いに絶対的な答えはありません。
ですが、目標件数を明確にし、反響率を基準に逆算すれば必要な部数が見えてきます。
- 一般的な反響率は0.03%~0.1%
- 目標件数から逆算して配布部数を決定
- デザイン・エリア・タイミングで成果が大きく変わる
- まずは小規模でテストし、結果を踏まえて改善するのが効果的
「集客につながるチラシを作りたいけど、何枚まけばよいか分からない」
という方は、ぜひお気軽にご相談ください。
貴社の業種・目的・予算に合わせて、最適なプランをご提案いたします。
無料⾒積り!お気軽にお電話ください!
受付:⽉〜⾦ AM9:00〜PM6:00
mail_outline 無料⾒積りフォーム
24時間365日受付